プログラム開発事例 ~プリポストと連帯するプログラム~

 プリポストに組み込んで使用出来るプログラムの開発事例です。例えば、プリポストであるFemapにはAPI(Application ProgrammingInterface)が公開されており、Femapの画面処理と連動するプログラムを作成することが出来ます。

 下図は、Femapで作成したモデルの中に、寸法ラインとその長さを書き込むプログラムによる出力図です。Femapの画面上でモデルのノードを選択し、ラインの方向を指定するだけで、寸法の長さや、ノード番号を自動的に表示しています。

 手作業で資料作成のための画像を作成すると、見辛くなったり手間がかかったりするケースに対して、プリポストと連動して綺麗な画像を簡単に作成出来るようなソフトウェアを提供することが出来ます。


 また過去の例では、解析結果を資料に纏めるプログラムの中でFemapの画面を呼び出して、Femap画面上でメッシュ要素を選択すると、当社製のプログラムで選択した要素を整列させて表示して、指定された要素毎にページを分けて資料を作成するということも行いました。

このように、日本アムスコの保持するプリポストやソルバーなどの解析に関わる資源と、コムスコシステムズのソフトウェア開発のノウハウを組み合わせることで、多岐に渡る問題の解決を図っていきます。