プログラム開発事例 ~独自の3Dソフトウェアの開発~
弊社では、CAEに関する3Dモデル表示・編集プログラムの開発も行っております。
CAE解析の現場では、しばしば汎用的な3Dモデルソフト(Femap,HyperMesh等)によって3Dモデルの作成が行われます。弊社では、FemapのAPI(VB)や、HyperMeshのTcl/Tkのプログラムの開発も行っていますが、汎用的な3Dモデルソフトによって機能が制限されてしまったり、ライセンス制約のためプログラムを使用出来る環境が限られてしまうことが問題となるケースがありました。
そのため、弊社では独自の3Dプログラムを開発し、弊社製の解析資料プログラム等の他のプログラムと組み合わせることで、より柔軟に3Dモデルを扱うためのソフトウェアの開発を行っています。
pic.1は、弊社製の3Dモデルビューワーの表示画面です。この画面では、解析ソフトの1つであるNastranの形式に対応したモデルファイルを読み込んでいます。
– pic.1 –
pic.2は弊社製のNastran解析結果の資料化ツールです。pic.1の3Dモデルビューワーで選択したモデルのエレメントの情報を、資料化ツールに取り込んで処理することで、効率的に解析結果を集計することが出来るようになります。
– pic.2 –